
予防接種

新型コロナワクチン
【令和5年春開始接種】対象者
- 65歳以上の方
- 16歳以上65歳未満で基礎疾患を有する方など重症化リスクが高いと医師が認める方
- 医療従事者等、高齢者施設・障害者施設等の従事者の方
※上記対象で前回接種日から3ヵ月以上経過、および接種券をお持ちの方のみとなります。
実施日
毎週火曜日と木曜日にワクチン接種を予定しています。
予約
完全予約制で、現在のところは電話予約のみで対応させていただきます。
ワクチン
ファイザー製(オミクロン株対応2価ワクチンのBA.4-5)
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。
子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、これまで水痘にかかったことがない小児等には水痘を発症させる可能性があります。
日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
接種は2回(筋肉内注射)行います。
2回目接種は、1回目接種の2か月後(2か月後の同日以降)から6か月後の同日の前日までに接種してください。
費用
自費となり、1回19,000円かかります。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は日本の死亡原因の第3位で、肺炎によって亡くなる方の95%が65歳以上の高齢者であり、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。肺炎球菌は肺炎だけでなく、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの肺炎球菌感染症の原因になります。
高齢者用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)は、肺炎球菌莢膜型の約80%に対応することができ、ワクチンの接種により肺炎の予防や肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待できます。
高齢の方の肺炎球菌ワクチンの予防接種については平成26年10月1日から、定期接種となりました。定期接種の対象者は毎年異なるため、接種の機会を逃さないようご注意ください。
市と委託契約を結んだ委託医療機関で接種することができます。当院は委託医療機関です。
※委託医療機関以外で接種する場合は、全額自己負担となりますので、ご注意ください。
実施期間
令和4年4月1日から令和5年3月31日
対象者
初めて高齢者肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を接種する方で次の年齢に該当する方
- 今年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方
- 接種日に60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいを有する方(身体障がい者手帳1級相当)
※新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期予防接種の接種期限を延長しており、令和2年度及び令和3年度に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳になる方で令和2年度もしくは令和3年度中に接種できなかった方も令和4年度の対象者となります(既に接種された方は対象外)
令和4年度に次の年齢となる市民の方
65歳
昭和32年4月2日生 から 昭和33年4月1日生
70歳
昭和27年4月2日生 から 昭和28年4月1日生
75歳
昭和22年4月2日生 から 昭和23年4月1日生
80歳
昭和17年4月2日生 から 昭和18年4月1日生
85歳
昭和12年4月2日生 から 昭和13年4月1日生
90歳
昭和7年4月2日生 から 昭和8年4月1日生
95歳
昭和2年4月2日生 から 昭和3年4月1日生
100歳
大正11年4月2日生 から 大正12年4月1日生
子宮頸がんワクチン
日本産婦人科学会 子宮頸がんとHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの正しい理解のために
「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために|公益社団法人 日本産科婦人科学会(jsog.or.jp)」
子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向にあります。特に、他の年齢層に比較して50歳未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています。
子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。
子宮頸部に感染するHPVの感染経路は、性的接触と考えられます。HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。性交渉を経験する年頃になれば、男女を問わず、多くの人々がHPVに感染します。そして、そのうち一部の女性が将来高度前がん病変や子宮頸がんを発症することになります。
国内で承認されているHPVワクチンには2価、4価、9価の3種類があります。
2価ワクチンは子宮頸がんの主な原因となるHPV16型と18型に対するワクチンです。一方4価ワクチンは16/18型と、良性の尖形コンジローマの原因となる6/11型の4つの型に対するワクチンです。9価HPVワクチンは、さらに5つの型(31/33/45/52/58型)が予防対象になります。
これらワクチンはHPVの感染を予防するもので、すでにHPVに感染している細胞からHPVを排除する効果は認められません。したがって、初めての性交渉を経験する前に接種することが最も効果的です。
当院では4価と9価のワクチンの接種を行っています。
大阪市では「大阪市:子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について (…>成人の健康>予防接種)(osaka.lg.jp)」に詳しく記載されています。
当院は委託医療機関であり、定期接種とキャッチアップの対象者は無料です。
定期接種
- 小学6年生から高校1年生相当の女子
- 接種期限:高校1年生相当の3月31日まで
※接種時に大阪市に住民登録のある方
HPVワクチンの接種を逃した方へ(キャッチアップ接種)
- 平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性
- 接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日
※接種時に大阪市に住民登録のある方